富士通は、公益財団法人世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)と、エコロジカル・フットプリントをテーマとした環境教育電子教材「地球1個分で暮らすために -エコロジカル・フットプリントから考える-」を共同で開発し、4月より全国の小中学校で本教材を活用した環境教育の出前授業を開始したと発表した。費用は無償。

授業は、生徒一人ひとりに配布された同社製タブレット端末を使って進められ、自分の意見とほかの人の意見を比較・共有しながら、全員参加で行われる。

授業の流れ

授業では、地球資源と自分たちの暮らしとの関わりを再確認し、地球1個分で暮らすためにはどうすれば良いのかを考えるもの。

対象は小学校4、5、6年生、中学生で、時間は1時限(45分)または2時限(90分)。講師は富士通社員がつとめる。

同社では、環境出前授業のプログラムの一つとしてほかのプログラムも含め年間100団体、5,000人を目標に、全国の小中学校で本授業を展開し、地球環境問題の解決に向けた普及啓発に取り組んでいく。