ノルウェーのOpera Softwareは6日(現地時間)、同社ブラウザ「Opera」のWindows・Mac向け最新安定版「Opera 21」をリリースした。同社Webサイトから無料でダウンロードできる。

Opera 21

「Opera 21」では、ブラウザの描画をGPUによるハードウェアアクセラレーションで処理する技術「Aura」をサポートしたことが特徴。同技術はGoogle Chromeでも採用されており、よりスムーズかつ軽快な描画が可能となる。Mac版「Opera 21」ではAuraがサポートされないが、代わりにOS Xのアニメーション処理技術「Core Animation」技術がサポートされる。

また、セキュリティ向上のため、アドレスフィールドの設定オプションでサイトのURLを完全に表示することが可能となったほか、セキュリティで保護されたサイトで証明書が無効の場合に壊れた鍵アイコンが表示されるようになった。このほか、Windows環境で200%表示のアップスケーリングに対応するなどの改善がなされている。

アドレスに詳細URLを表示する設定が可能