楽天リサーチとスポットライトは4月30日、買い物とポイントサービスに関するインターネット調査を実施、その調査結果を発表した。

今回の調査は、4月11日から14日の4日間、楽天リサーチに登録しているモニター(約230万人)の中から、10代~60代の男女1196人を対象に行われた。

調査では初めに、商品のジャンルごとにオンライン(インターネット)購入とオフライン(実店舗)購入のどちらが多いかたずねた。そのうち、「オンライン購入のみ」「オンライン購入が多い」の割合が高かった商品は、「本(33.1%)」、「美容、健康用品(20.3%)」だった。一方、「オフライン購入のみ」「オフライン購入が多い」の割合が高かったのは、「食料品(82.4%)」、「生活消費財(66%)」だった。

商品ジャンル別購入経路

過去1年間に、新たにオンライン購入をするようになった商品について聞いたところ、「本(28.7%)」がトップだった。中でも10代は男女共に高かった。また性年代別に見ると、特に10代女性は「洋服、靴などのファッションアイテム(38.9%)」の割合が高かった。

オンライン(インターネット)で買い物をする人に理由を聞いたところ、「自宅まで届けてくれるから(64.9%)」、「ネットショッピングは手軽だから(63.4%)」と利便性の高さをあげる人が多かった。次に「ポイントが貯まるから(50.8%)」が続いた。特に20代は、「ポイントが貯まるから(63.6%)」と回答した人が全体と比較して10ポイント以上高かった。

一方、オフライン(実店舗)で買い物をする人に 今後も使い続けたい、あるいは使ってみたいスマートフォンアプリを聞いたところ、「割引クーポンやお得な情報を受け取れるアプリ(24.5%)」の次に、「来店するとポイントがもらえるアプリ(21.6%)」が続いた。年代別にみると、すべての項目で、20代の割合が全体より5ポイント以上高く、買い物の際に利用できるスマートフォンアプリは20代を中心に人気を集めた。

オンライン、オフラインを問わずポイントサービスについての意識を聞いてみたところ、自分が利用しているポイントカードが使える店舗を積極的に選択・利用しようと思う人は、全体の88.0%にのぼった。買い物時における店舗選択においては、ポイントサービスの有無が重要な要素となっていると楽天では分析している。

ポイントを貯める際に重視するものについて3点まで聞いたところ、「有効期限が無い(67.5%)」、次に「ポイント還元率が高い(67.4%)」「普段良く使うお店で使える(40.6%)」が続いた。