5月24日公開の映画『オー!ファーザー』の中高生親子試写会が5日、東京・西馬込の立正大学付属高校で行われ、岡田将生、忽那汐里、宮川大輔、藤井直人監督が出席した。

左から宮川大輔、岡田将生、忽那汐里、藤井直人監督

50万部を超えた伊坂幸太郎原作の大ベストセラー小説を映画化した本作。岡田将生扮する高校生の由紀夫を主人公に、由紀夫と4人の親父が奇妙な事件に巻き込まれ、監禁された由紀夫を救おうと4人の親父が奮闘するというもの。

この日は、試写会後に舞台あいさつが行われ、伊坂幸太郎原作の作品への出演は3度目となる主演の岡田は「今回は初めて手を挙げさせていただき、どうしてもやりたいとプロデューサーにお話しました。家族というテーマでちょっと違った家族が描かれているので、色んな方々に見て欲しいです」とアピール。忽那は「私は途中からの参加で、最初はほとんど男性陣で溶け込めるか不安でしたが、そんな心配もなく和気あいあいとした楽しい現場でした」と振り返り、宮川は「役者とは思っていませんが、豪華なキャストの中で演技するのは緊張しました。『お芝居やから』という感じでやり、自分で見て『いいな~』と思いましたよ」と満足げだった。

この日は中高生とその親御さんの限定試写会ということで、中高生からの質問コーナーも。「高校時代の家族の思い出を」という質問に、岡田は「中学の時は反抗期がすごくて、母親とは絶縁状態でした。高校の時に仕事をしてなかったら、そのままグレていたのかもしれません」と回答。違う生徒からの「高校時代の時に悩みを親に相談したことは?」という問いに、忽那は「私は何でも話してましたね。友達が1人と極端に少なくて、両親に相談してました。今でも大半のことは相談します」と応えていた。映画『オー!ファーザー』は、5月24日より角川シネマ新宿、テアトル梅田ほか全国公開。