フィッシング対策協議会(運営・事務局 JPCERT/CC)は30日、三井住友カードをかたるフィッシングメールが出回っているとして、緊急情報を公開するとともに注意を喚起している。同日17時30分の情報では、リンク先の偽サイトは停止しているが、類似サイトが公開される可能性もある。

フィッシングメール本文 (クリックで拡大)

フィッシングメールの件名は、「三井住友カード【重要】」。メール本文内のリンクを開くと、偽の三井住友カードのWeb画面が表示される。フィッシング対策協議会と三井住友カードは、フィッシングサイトに会員番号、カード有効期限、3桁の番号、生年月日、電話番号などのカード情報を絶対に入力しないよう、注意を呼びかけている。

同会の緊急情報によると、偽サイトのURLは「http://www.●●●●.com/jp/」および「http://www.smbc-card.com.●●●●.com/vp/create/create_user.html」という例が報告されている。

フィッシングサイト (クリックで拡大)