京阪電気鉄道と京阪流通システムズは、5月1日12時から、樟葉駅前の商業ビル「KUZUHA MALL」内の鉄道ミュージアムゾーン「SANZEN-HIROBA(さんぜんひろば)」にある旧3000系特急車を使用した運転シミュレーターの体験受付を開始する。

鉄道ミュージアムゾーン「SANZEN-HIROBA」イメージ

京阪電車旧3000系特急車の「デジタル動態保存」イメージ

この運転シミュレーターは、昨年3月末に引退した旧3000系特急車(テレビカー3505号車)を使用したもの。運転操作に合わせて画像や走行音が流れ、擬似的に走行体験が楽しめるため、「デジタル動態保存」と名づけられた。3月12日のオープン以来、係員がデモンストレーション運転を行ってきたが、5月16日から一般の入場者による運転体験が可能に。

運転体験はインターネットによる事前予約制(先着順)。専用ページにて1カ月先まで予約できる。体験時間は約20分間で、1日6回実施。体験料金は2,000円となっている。体験時には制帽の無料貸出しがあるほか、運転体験記念ステッカーがもらえるとのこと。なお、体験前には運転操作の簡単な説明が受けられるが、体験中の運転指導は行われない。「運転操作は他の運転シミュレーターに比べて本格的に設定しています」(京阪電気鉄道)とのこと。