自民党の石破茂幹事長が26日、「ニコニコ超会議3」の鉄道ブース「向谷実 Produce 超鉄道縁日」を訪れ、昨年に続いて向谷実氏ら出演者と「鉄道トーク」を繰り広げた。

「超鉄道縁日」のステージに登壇した自民党の石破茂幹事長。手にはミニカーが

「超鉄道縁日」のプロデューサー、向谷実氏(写真右)と「鉄道トーク」を展開

同ブースには向谷氏をはじめ、野月貴弘氏(SUPER BELL"Z)や南田裕介氏(ホリプロマネージャー)など、「鉄分たかめ」の出演者がそろった。ステージに登壇した石破幹事長は、地元・鳥取県を走る山陰本線の話題になると、「いまだ単線未電化です……。ほとんど電化されていないので、私の選挙区では、『新幹線はまだ来なくていいから、せめて電車が見てみたい』と言われます」と自虐的なコメントで笑いを誘っていた。

向谷氏らは今年も、24系ブルートレイン「ニコニコ超会議号」に乗車。「石破さんもブルトレ大好きですよね?」と尋ねると、「生きがいです」と石破幹事長。「20系は3段型だったから、年取るときつかった。14系が一番良かったですね」と振り返った。一方、自民党宣伝車「あさかぜ号」に対し、「今度ブルトレの色に塗ろうかと思っていて、小池(百合子)広報本部長にも相談してみます」と、鉄道ファンならではの願望を明かす場面もあった。

会場の子供たちと握手する石破幹事長

また、向谷氏が党首となり、野月氏、南田氏らが参加した架空の政党「日本鉄道党」に関する話題も。党名や「むかいや実」の候補名も描かれた選挙カー(ミニカー)も用意されており、それを手に取った石破幹事長は、ミニカーをじっくり眺めながら、「……再来年は参議院選挙だからね(笑)」。本気とも取れる発言に、向谷氏らも苦笑いだった。

向谷氏は、「言いたいことは山ほどある日本鉄道党ですが」と前置きした上で、「ぜひ石破さんの力で、青い車両をどんどん増やして、日本の鉄道の良いところをきっちり残してほしい。政策にも役立てていただければ」とコメント。一方、石破幹事長は出演者・参加者らに向けて、「みんなでがんばって、必ず鉄道を残しましょう」と呼びかけた。

なお、「ニコニコ超会議3」の「超フードコート」では、今年も「石破カレー」を発売。「1杯900円です。どうぞお買い求めいただきたい」と石破幹事長も宣伝していた。