JR宇都宮線・高崎線などの列車が走る大宮~上野間で26日朝、臨時列車を含む3本のブルートレインが終点の上野駅へ運転された。

寝台特急「あけぼの」

寝台特急「北斗星」

「ニコニコ超会議号」

この日、大宮~上野間を走行したのは、寝台特急「あけぼの」(青森発上野行)、寝台特急「北斗星」(札幌発上野行)、26・27日の2日間開催される「ニコニコ超会議3」のために特別運行された「ニコニコ超会議号」(大阪発上野行)の3本。

寝台特急「あけぼの」は今年3月のダイヤ改正で定期列車の運行は廃止されたが、ゴールデンウィーク期間中は臨時列車として運転される。この日は24系客車7両(電源車1両を含む)をEF64形1052号機が牽引し、定期列車で運行されたときと同じヘッドマークを掲げて走行。朝6時すぎ、ほぼ定刻に上野駅に到着した。

朝9時台には、EF510形515号機に牽引された寝台特急「北斗星」が通過。それから約1時間後、24系ブルートレイン「ニコニコ超会議号」が上野駅へ向かった。同列車は「ニコニコ超会議」の開催に合わせて3年連続で運転されており、昨年までのEF81形に代わり、今年はEF64形1030号機が上野駅まで牽引。オリジナルヘッドマークも掲げられた。

全国でも残り少なくなったブルートレインが3本通過することもあり、大宮~上野間の沿線にも多くの鉄道ファンが集まっていた。なお、臨時の寝台特急「あけぼの」は、青森発上野行が5月5日まで、上野発青森行が5月6日まで運転される予定となっている。