ボーネルンドでは4月上旬、社会人歴2年目~4年目を迎えた民間企業に勤める930人を対象に、「小学校低学年の時期における遊び体験と自身の社会人としての能力(以下社会人能力)や生活満足度に関する意識」についてにインターネット調査を実施した。

Q.仕事上でのご自身のことについて、あてはまるものを選んでください

6割以上が自身の忍耐力に自信あり

まず、仕事における社会人能力を自分が持っているか尋ねたところ、忍耐力において60%以上が「とてもそう思う」「ややそう思う」と回答した。一方、コミュニケーション力、主体性においては3割近くが「あまりそう思わない」「全くそう思わない」と答えている。

次に、子供時代の遊びの頻度について「毎日(週7日)」「ほとんど毎日(週5~6日)」を「よく遊んでいた」群、「時々(週3~4日)」「たまに(週1~2日)」を「時々遊んでいた」群、「ほとんどしなかった(月1~2日)」「しなかった(月1~2日以下)」を「遊ばなかった」群の3群に区分し、社会人能力と子供時代の遊び頻度の関連性について調査を行った。

その結果、自身の能力に肯定的な若手社会人ほど、子どものころに「よく遊んでいた」と答えた割合が高かった。特に「コミュニケーション力があると思う」や「チャレンジ精神があると思う」と回答した層は、8割近くが「子どものころよく遊んでいた」と答えている。

また、自身の現状に対する肯定度・充実度とあそびの頻度の関連性についても同様の結果が得られた。自身の現状に肯定的な層ほど、子供の頃に積極的に遊んでいた傾向がある。

Q.短所も長所も含めて自分のことが好きですか?

集団で遊ぶことが好きだった人ほど自身の能力に肯定的

集団遊びの印象について、「集団で遊ぶことが好きだった」群(小学校低学年の頃、集団遊びが「とても好きだった」「やや好きだった」と回答)、「どちらでもなかった」群、「好きではなかった」群(集団あそびが「あまり好きではなかった」「全く好きではなかった」と回答)の3群に区分し、社会人能力と集団遊びの印象の関連性について調べた。

その結果、自身の能力に肯定的な人ほど集団で遊ぶことが好きだったことが分かった。コミュニケーション力や主体性・忍耐力・チャレンジ精神があると思うと回答したうちの8割以上が、「集団遊びが好きだった」と回答している。一方で、自分の能力に否定的な若手社会人ほど集団遊びが好きでなかった傾向が見られた。

Q.コミュニケーション力があると思いますか?