フォトブックサービス「MyBook(マイブック)」を展開するアスカネットは3月27日~29日の期間、全国の20代~60代の女性500人を対象に「カメラ女子」に関するアンケート調査を実施した。

普段、何を使って写真を撮りますか?

デジカメ使用者は昨年より3割減

まず、普段写真を撮る際に使用するツールについて聞いたところ、「スマホ/ガラケー(59.2%)」と「コンパクトデジタルカメラ(52.2%)」が上位に挙がった。昨年と比較すると「スマホ/ガラケー」は13.0%増えているが、「コンパクトデジタルカメラ」は30.6%減となっている。

次に、スマホ/ガラケーで撮影するもの、カメラで撮影するものについて尋ねると、どちらも1位は「子ども」だった。2位はスマホ/ガラケーでは「食べ物」、カメラでは「花」となった。昨年度の調査では「スマホ/ガラケーでは食べ物を撮る」「カメラでは自然、風景を撮る」という傾向があり、今回も同様の結果となった。

スマホ/ガラケーで撮影するもの、カメラで撮影するもの

約半数が撮影した写真のほとんどがそのままに

スマホ/ガラケーとカメラで撮影した写真はどのようにアウトプットしているのかを調査したところ、どちらも1位は「プリントアウトする(スマホ/ガラケー28.6%、カメラ43.0%)」、続く2位は「フォトブックにする(スマホ/ガラケー23.4%、カメラ32.2%)」だった。

前回のスマホ/ガラケー部門で2位にランクインした「Facebookに投稿する」は、22.5%減(スマホ/ガラケー)、6.0%減(カメラ)とどちらも大幅ダウンしているものの、全体的な傾向として「スマホ/ガラケーの写真はオンライン共有」「カメラで撮影した写真はアナログ共有」であることが見てとれる。

また、撮影した写真のうちアウトプットされずそのままとなっている写真については、スマホ/ガラケー部門では、約半数の45.4%が「9割以上」と回答した。昨年度と比較してもスマホ/ガラケー11.6%増、カメラ8.6%増と、撮影したままの人が増えていることがわかる。

スマホ/ガラケーで撮影した写真、カメラで撮影した写真のどれくらいが、アウトプットされず残っていますか?