米Appleが現地23日に発表した2014年度第2四半期決算(2014年1-3月)は、売上高が前年同期比5%増の456億4600万ドルで、純利益が同7%増の102億2300万ドルと増収増益だった。iPadの出荷台数は同16%減と振るわなかったが、iPhoneが同17%増と前期を大幅に上回り全体を牽引した。

製品別、地域別売上および製品出荷台数

製品別売上では、iPhoneが260億6400万ドルで同14%増、iPadが76億1000万ドルで同13%減、Macが55億1900万ドルで 同1%増、iPodが4億6100万ドルで 同52%減だった。

製品別出荷台数は、iPhoneが4371万9000台で同17%増だった。iPadは1635万台で同16%減、Macは413万6000台で同5%増、iPodは276万1000台で同51%減だった。

地域別売上では、アジア太平洋地域を除き、すべてのエリアで前年を上回った。北米が143億1000万ドルで前年同期比2%増、欧州が102億3000万ドルで同4%増、グレーターチャイナが92億8900万ドルで同13%増、日本が39億6300万ドルで同26%増、アジア太平洋地域が26億2700万ドルで同17%減だった。日本での売上が大幅増になったのは、2013年9月からNTTドコモがiPhoneの取り扱いを開始した効果があらわれたものと見られる。