日立産機システムは4月23日、アモルファス変圧器「SuperアモルファスX」シリーズをモデルチェンジした超高効率変圧器「SuperアモルファスZero」シリーズを開発し、受注を開始した。

「SuperアモルファスZero」シリーズ(左:油入変圧器、右:モールド変圧器)

「SuperアモルファスZero」シリーズは鉄心素材に最新のアモルファス合金を採用し、無負荷損(待機電力)を大幅に低減し、2014年度より切り替えが義務付けられている「トップランナー変圧器2014」(トップランナー変圧器の第二次判断基準)をはるかに超えた、超高効率を発揮するという。

従来から強化した耐震性、防災性を実証するための転倒試験、加振試験を実施し、工場はもちろん、高層ビル、公共施設、地下施設、病院、ホテルなど様々な場所で確かな性能を発揮。さらには、ラインアップの充実を図り、幅広いニーズに対応することができるとした。