ニールセンは4月23日、スマートフォン視聴率情報「Nielsen Mobile NetView」とPC版インターネット視聴率情報「Nielsen NetView」のデータをもとに、2013年度におけるインターネットサービスの利用状況を分析した結果を発表した。

発表によると、2013年度のPCからのインターネット利用者は前年度から6%減少し、2014年3月時点で5376万人となっている。一方、スマートフォンからのインターネット利用者数(アプリの利用とWebサイトの訪問の両方を含む)は38%増加し、3978万人となった。

2013年度 各スクリーンからのインターネット利用者数推移(発表資料より)

スマートフォンからのインターネット利用者の増加率を見ると、「自動車」カテゴリの増加率が98%で最も高い。次に増加率が高いのは、カメラアプリや写真共有サイトを含む「写真機材、写真サービス」と、宅配サービスを含む「行事、ギフト」カテゴリで79%となっている。

2013年度 スマートフォンからのカテゴリ別利用者数・増加率(発表資料より)

性年代別の利用状況を見ると、女性利用者の増加が目立っており、35~49歳女性の増加率が69%で最も多い。

スマートフォンからの性年代別利用者数・増加率 2013年4月、2014年3月比較(発表資料より)

スマートフォンからよく利用されている上位10サービスの利用者数は平均で38%増加し、特に「LINE」「Amazon」「Twitter」の増加率が高くなっている。

2013年度 サービス別 スマートフォンからの利用者数・増加率(発表資料より)