Googleは4月23日(米国時間)、デスクトップ版Googleマップのストリートビューに過去のイメージを表示する機能を追加した。

Googleマップで表示をストリートビューに切り替え、左上のメニューに時計のボタンが表示されていたら、その場所の過去のイメージを閲覧できる。ボタンをクリックし、タイムスライダーを左右に動かして時間を移動する。

Googleによると、現時点で表示できる最も古いイメージは2007年。例えば、ニューヨーク世界貿易センタービル跡地に今年オープン予定の1ワールドトレードセンターでは、着工(2006年)翌年の夏からビルが完成に近づいていく様子が分かる。頻繁にストリートビュー・イメージが撮影されている場所もあり、ブラジルのカステロン・スタジアムでは2012年から2013年に旧スタジアムがグラススキンと呼ばれる素材を採用した新スタジアムに生まれ変わるのを確認できる。

ニューヨークの1ワールドトレードセンター。ストリートビューで、左上に時計のボタンが表示される場所では過去のイメージを表示可能。