サイオステクノロジーは、中古車販売のガリバーインターナショナルがアマゾン ウェブ サービス(AWS)へ社内システムを移行するのにともない、サイオスのデータレプリケーションソフトウェア「DataKeeper」を採用し、シンプルなHAクラスター構成を実現したと発表した。

ガリバーは、事業の成長に迅速かつ柔軟に対応できるIT基盤を確立するため、社内システムをAWSに全面的に移行し、クラウド活用を優先的に検討するクラウドファーストを推進している。

今回のシステム移行では、サイオスの「DataKeeper」を組み合わせることによって、AWS上の稼働システムと待機システム間でリアルタイムにデータの複製を行い、障害が発生した場合でも障害発生直前までのデータの保全と従来通りの安定したシステム稼働環境を実現した。

現在、ガリバーの保有するオンプレミスで構築された既存システムの約30%がAWS上へ移行している。ガリバーでは、今後、順次システムのクラウドへの移行とともに「DataKeeper」の採用を進めていくという。

DataKeeperを活用した既存システムのAWSへの移行イメージ図

なお、サイオステクノロジーでは、本事例を紹介するセミナーを、5月20日 15:00~17:30に、アマゾン データ サービス ジャパン(目黒区下目黒1-8-1 アルコタワー19F)にて開催する。セミナー詳細や申し込みはサイオステクノロジーのサイトを参照。