NTTPCコミュニケーションズ(以下、NTTPC)は4月22日、NTT東日本・NTT西日本が提供する「フレッツ」を利用し、低遅延・広帯域を実現した広域イーサネット「Master'sONEブロードバンド・イーサ ハイグレード」を開発。クラウド利用に適したネットワークサービスとして、4月22日より受付開始、5月30日より提供を開始すると発表した。

「Master'sONEブロードバンド・イーサ ハイグレード」利用イメージ

本サービスは、従来のサービスと比較して、IPv6(NGN)接続を利用することで、より低遅延・広帯域を実現。インターネット網を経由しない閉域型サービスのため、企業の通信インフラとして、セキュアに利用できる。

IPv6接続(NGN)を採用することにより、ネットワーク構成(データの通信経路)のシンプル化を行い、低遅延なネットワークサービスを実現。NTTPCの検証環境では、「フレッツ」回線も含めた拠点間通信で約4msという低遅延なサービスとなっている。

また、従来サービス「ブロードバンド・イーサ」と比較して、1回線あたりの帯域設計を7倍とすることで広帯域を実現した。

さらに、IPv6接続の採用により通信経路がシンプルになったことで、故障発生の可能性がある装置が減り、また、シンプル化により、万が一の故障時に切り分け作業を短縮化することができるという。

月額料金は、「フレッツ光ネクスト:ファミリー系、マンション系」で17,900円(税別)、初期料金は55,000円(税別)。「フレッツ光ネクスト:ビジネス系、」で月額87,900円(税別)、初期料金は55,000円(税別)。