AKB48の入山杏奈が、関連動画5,000万再生数を誇るフリーのホラーソフトを題材とした映画『青鬼-アオオニ-』(7月5日公開)で映画初出演を果たし、初主演を務めることが22日、明らかになった。

映画『青鬼-アオオニ-』に出演する入山杏奈(左)と須賀健太

ホラーゲーム『青鬼』は、制作者・nopropsがRPGツクールXPで制作したゲーム。各所にある謎解きや仕掛けを解き明かし、閉じ込められた空間から脱出するというシンプルなゲームだが、予想し難い青鬼の出現場所や方法が話題を呼んだ。2013年2月には書籍化。そして今回、入山主演、小林大介監督によって実写化が実現した。

入山のほか、須賀健太、陳内将、聖也、古畑星夏、尾関陸らフレッシュな俳優陣が集結した。新しいクラスになじむことができず、毎日を憂鬱に過ごしていた転校生のシュン(須賀健太)。化け物が現れると噂される"ジェイルハウス"の前で同級生らと出会い、運命に引きずられるがまま、不気味な洋館へと足を踏み入れる。6人の高校生たちは閉じ込められたことを知り、脱出ルートを見つけようと躍起になるが、この世のものとは思えない巨大な青い影が彼らに忍び寄る。入山は、シュンがひそかに思いを寄せる、自身と同名の杏奈役を演じる。

これまで、『マジすか学園2』(2011年 テレビ東京系)などテレビドラマでの演技経験はあるものの、映画の出演は今回が初。今回のオファーは、「お話をいただいたときは、目が点でした(笑)」と何よりも当の本人が驚いたことだった。「いつか演技のお仕事もチャレンジしてみたいとは思っていたんですが、いきなり映画、しかも主演ということだったので、驚きが大きかったです」と相当な衝撃だったようで、「うれしいと同時に、プレッシャーや戸惑いも感じました」と胸の内を明かした。

また、同ゲームをプレイするメンバーもいるほどの有名作品であることから、実写化に参加することに不安も感じていたようだが、「撮影を終えてとても充実していて達成感がかなりあるので、少しでも多くの方の目にとどまればいいなと思っています」と期待も寄せる。「アイドルでいるときは、やっぱりかわいくみられたいしキラキラしてたいんですけど、撮影にはそういう私を捨てて臨みました」と語り、「アイドルの笑顔を忘れて、どうしたらもっと恐怖を感じてる顔になるのかなとか考えながらも、役の杏奈になりきって撮影してました」と振り返った。

入山は2010年、AKB48に10期生として加入。研究生候補を経て、2011年にチーム4に昇格。2012年5月発売の26thシングル「真夏のSounds good!」で初めて選抜入りを果たした。同年、チーム4解体に伴い、チームAに異動。その後も31st「さよならクロール」、33rd「ハート・エレキ」、36th「ラブラドール・レトリバー」などでも選抜入り。2013年6月に行われた第5回総選挙では、30位にランクインし、アンダーガールズ入りを果たした。

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