日産自動車は4月20日、1980年代以降に生まれた中国の若者たちのライフスタイルに合わせたコンセプトカー 「Lannia Concept(ラニア・コンセプト)」を北京モーターショーにて公開した。また、NISMOブランドの中国進出も合わせて発表した。

同コンセプトカーは、中国人が中国人のために開発したクルマで、市場調査からデザインにわたって現地の中国人チームが深く関与したほか、車名の命名にあたっても日産「ブルーバード」に敬意を払い、中国語で「ブルーバード」を意味する「藍鳥(Lan Niao)」の発音から名付けられたという。

また、日産のグローバルモータースポーツ・パフォーマンスブランド「NISMOブランド」の中国市場への正式導入第一弾として、今後「NISSAN GT-R NISMO」と「370Z Nismo」を発売する計画であるという。

なお同モーターショー会場には、2015年にグローバルで採用予定のスマート・ルームミラー、2020年までに実用化を目指している自動運転技術など、セーフティ・シールドの考えに基づいた一連の先進技術も展示されているという。