熱愛・破局・事件などの芸能ゴシップを中心に、話題満載のワイドショーをイイとこ取りで紹介。これを見れば、1週間分の芸能ニュースを総ナメできる!

※【爽快情報バラエティー スッキリ!!】→【スッキリ】、【情報プレゼンター とくダネ!】→【とくダネ】、【情報満載ライブショー モーニングバード!】→【バード】、【ノンストップ!】→【ノンストップ】、【情報ライブミヤネ屋】→【ミヤネ】と略表記します

●「ビッグダディが5度目の電撃再婚。21人目の子どもは?」【スッキリ】

「ビッグダディ」「コダカラー・清志」こと林下清志が電撃再婚。最初の妻・佳美さんと3回離婚し、前妻の美奈子とも離婚している「バツ4」のため、3人目の妻だが5回目の結婚となる。 出会いは3カ月前の飲み会で、相手は10歳年下の一般女性。本人いわく「芳本美代子に似ている」らしいが……。すでに盛岡で夫婦生活をスタートしているというが、「避妊しない」と公言しているダディだけに、(再婚相手の連れ子2人を含み)21人目の子どもは生まれるか。どうでもいい気もするが、これも1つの生き様。『ビッグダディ』特番は終わったが、まだその人生は追いかけられそうだ。

●「浮気男・仁科克基が“クロ”宣言!『ホテルでした』」【ミヤネ】

先週、矢吹春奈との寝室鉢合わせ破局が話題になった仁科が生出演で、宮根誠司と対峙することになった。

冒頭、仁科が「泥酔してキャバクラ嬢が家に送ってくれた。ただ、家が遠いので、『泊まっていけば』ということになって」と話すと、宮根に「記憶あるやん!」とツッコまれる。さらに仁科は、「彼女はベッドで僕はソファーで寝てたんですけど、1月で寒かったから『ベッドに来たら』と言われて……僕はシロです!」と力説。続けて宮根から「グーパンチされたのは本当?」と聞かれると、「ドアチェーンをしていたので、矢吹さんが家に入るまでに2~3分あった。女性の力でつぶれるくらい弱いんですね(笑)。そのあと記憶がないけど、(矢吹の友人である)妹に確認したらグーパンチではなく、平手打ちされて、土下座も事実みたい」と他人事のように話した。

ここまでは、ほぼ既報通り。しかし仁科は続きのシナリオを用意していた。「(鉢合わせした)その日はシロでしたが、1カ月後にクロになった。(キャバクラ嬢は)好きではないので交際していないけど、美しい子だったのでお詫びも兼ねて。家は危ないと思ったのでホテルで」と完全に“女の敵キャラ”として開き直ってしまったのだ。

苦笑いの宮根から「キャバクラではモテると聞きますよ」と振られた仁科は、「行くのが習慣なものですから。週に2回行かないとお尻がムズムズしてくる」と満面の笑み。さらに宮根が「女性が固定しないのは、お母さんより好きな人がいないからでは?」と聞くと、「そんなことないです。元奥さん(多岐川華子)は今でも好きだから」と言いたい放題。

最後の言葉も薄ら笑みを浮かべながら、「キレイな人じゃないと僕は嫌なんですよ」と言い放った。嫌われ者として生き残るつもりなのだろうが、それすらできない同じく“寝室鉢合わせ仲間”の矢口真里はつくづく八方ふさがりだと感じる。

●「植草克秀が再婚&女児誕生。隠した理由は?」【ミヤネ】

少年隊というグループ名ながら47歳になった植草が、昨年秋に再婚していたという。相手はもともと顔見知りだったという45歳の一般女性で、2011年秋から交際。しかし、なぜ隠していたのか……少年隊は恋愛・結婚に厳しいジャニーズ事務所の所属だけに、憶測が飛び交った。

これに植草は、「僕たちも大人ですし、決して隠すというような気持ちはなかったんです。彼女の年齢のこともあって出産だけに集中させてあげたかった」とコメント。44歳での高齢出産に挑む妻を守るつもりだったことを明かした。実際、女性は帝王切開での出産だったというから、ホッとしているだろう。

●「市井紗耶香、大人AKBオーディション落選」【PON!】

さまざまなタレントが挑戦して話題になっていた大人AKB48オーディション。最終審査ではダンスとヴォーカル審査もあったという。目玉の1人だった元モーニング娘。の市井はブログで、「とても残念ですが、オーディションのチャンスを頂いたことによって、自分自身の初心を見つめ直すことができました」と明かした。

この日、番組出演していたキンタロー。も、「気合を入れて前田敦子さんと同じ美容師さんに髪を切ってもらって、あっちゃんと同じ髪型で参加したんですが、ダメでした~」と本気でガッカリ。アイスクリームのCMだけに、当然なのだが。果たして合格者は、極秘参加の芸能人か、それとも一般人なのか。

●「ビッグダディは“じゃんけん婚”。元妻は43歳セミヌード披露」【ミヤネ】

この日、初めてテレビ出演した新妻・三由紀さんは、都内で看護師をしていた女性で、2児の母親。番組を見てビッグダディの子育てに共感していたファンだったらしい。ダディは結婚を考えていなかったが、「じゃんけんで負けたからした」という。その理由が意味不明すぎてか、スタジオには笑いすら起きない。

ダディは、「(出会って3カ月ながら)10~15年一緒にいる女房のような雰囲気がある」と新妻を絶賛。一方で、2番目の妻・美奈子に続いて、最初の妻・佳美さんもグラビアでセミヌードを披露するなど、ネタ不足なのか、怖いもの見たさなのか、ダディ周りがおかしなことになっている。このコラムも不本意ながらその1つ。

●「観月ありさに結婚報道。相手は上原さくらの元夫!」【ミヤネ】

「23年連続連ドラ主演」のギネス記録を持つ売れっ子の観月。ただプライベートでは、これまで数々の熱愛報道があったものの、いずれも結婚には至らなかった。

しかし、ここに来て一気の結婚報道が浮上。相手は41歳の実業家・青山光司氏。年商150億円のセレブ&イケメンだが、それ以上に有名なのは、“殺害計画、自殺未遂、ラブホ不倫”で騒がせた上原さくらとのドロ沼離婚だ。

2人は昨年秋に交際スタート。最近でも2人でゲイバーに訪れる姿が目撃されているが、さらに青山氏は土地だけで10億円の新居を用意しているという。かつて、「彼氏を選ぶ基準は性格。とにかく優しくて価値観の合う人がいい」と語っていた37歳の観月。それがたまたま資産家だったということか。

●「小泉今日子が生出演。小倉の質問を余裕で受け流す」【とくダネ】

この日スタートのドラマ『続・最後から二番目の恋』の番宣でスタジオに現れた小泉。満面の笑みで迎えた小倉智昭が、「面白くて2回見ちゃった。いきなり笑える」と絶賛して前のめりな姿勢を見せる。しかし、それを小泉は「(前作のあと)この役とはもっとつき合えると思いました」「本当に頑張らないと続編は面白くないですから」と余裕で受け流す。この人のスタンスは、相手が年上オヤジでも年下男でも全くブレることがない。

さらに小倉が「(ドラマは湘南を舞台にしたものですが)住んでいたことがあったんですか?」と尋ねられると、「葉山に3年くらい住んでいましたが、仕事が忙しくて『まだちょっと早かったかな』と。海を眺めて風を感じる生活は本当によかったんですけど、まだバリバリ働きたいんだなって」と穏やかに微笑む。続けて「(48歳の)実年齢を演じるのは女優として嫌ではないですか?」と聞かれても、「台本を見ると1歳か2歳若い設定になっていることが多くて、その気遣いがかえって嫌なんですよ」と笑い飛ばした。まさに自然体、見る度に堂々とした佇まいになっていく気がする。

●「カリスマ・長谷川潤の子育てに異論続出! うのが全否定」【ノンストップ】

2011年にハワイ在住の男性と結婚し、翌年の出産後から現地で子育てをしている長谷川。しかし、日本で仕事する間は、子どもをハワイで留守番させているようで、「寂しいし、会いたいんだけど、それ(1人の時間)が良かったりするんじゃないかって」「会えない期間があることで、ありがたみが出てくる。日本にいるときは自分のことに集中できる」「ずっと子どもと一緒にいると自分が二の次になる。日本に来ると自分のアイデンティティを保てる」とコメントしたことが物議を醸している。

その大半は、「距離が距離だけに何かあってもすぐ戻れない」「子どもは1人の時間なんていらない」という否定的な声。番組の街頭アンケートでも76%が否定だったが、さらにレギュラーの神田うのがトドメを刺した。「あたしはできない。海外の仕事は受けないし、地方の仕事は母をベビーシッター代わりに同行させるし、子どもと一緒に寝ない日がないから。アイデンティティは子どもに伝えることであり、子育ては世の中で一番大事な仕事。母じゃなきゃできないことっていっぱいある」と一方的にまくしたてたため、コーナーは強制終了。珍しくいいことを言ったのに、うのは不本意だったろう。

●「大人AKBは、37歳2児の母“まりり”に決定!」【スッキリ】

「大人AKB48」の発表会見が行われ、30歳以上の特別メンバーに主婦・塚本まり子さんが選ばれた。多数の芸能人を含む5066人から選ばれた塚本さんは、全くの素人で2児の母。

記者たちの前で、「初めまして。37歳、2児の母……涙が出そう」とド緊張で話し、ついには「夢の中にいるようです。ごめんなさい」と泣き出してしまった。

これを見た渡辺麻友は、「めっちゃ美人さん。全力でサポートします」、小嶋真子は「私のお父さんと同じ年齢なのに、こんな美しいなんて」と絶賛。島崎遥香は、塚本さんの愛称を「まりり」と命名した。8月までの期間限定活動で、5月14日からのCM出演に加え、劇場公演や握手会などもするというが……今のところ、「話題作り」ということを知っているファンの反応は微妙だ。

●「『コテンパンにしちゃう!』エリカ様が復活」【ノンストップ】

ひさびさの主演ドラマ『ファースト・クラス』の番宣で出演した沢尻。千秋らレギュラーを交えて、ドラマのテーマである「マウンティング(女性同士が格付けし合うこと)」についての討論がはじまった。

「女は笑顔で殴り合う」「ホメているフリをして相手を落とし、自分を持ち上げる」「でも相手のことが嫌いではない」「言われてもその場は平気だけど、後でモヤッとする」などの発言に沢尻はゆっくりうなずく。設楽統から「沢尻さんはそういう経験がありますか?」と尋ねられると、「私は(千秋を指して)同じズバッと言うタイプ。思ったことを口に出しますから(ないですね)。私自身、鈍感だし、言われていることも気づかないので」と涼しい顔。すかさず設楽に「知ってます! 知ってます!」とツッコまれた。やっと「別に」騒動がイジられるようになったのだ。

ただ、「(言われる相手が)嫌なヤツだったら?」と振られると、「コテンパンにしちゃう!」と満面の笑みに。両手を叩いて大爆笑するシーンもあるなど、かつての“女王・エリカ様”らしい振る舞いも見せた。沢尻が徹底的に虐げられるドラマも話題を呼びそうだ。


今週は「ビッグダディの再々々々婚」「大人AKBの最終選考」など、芸能ニュースがネタ不足……。そんな中、孤軍奮闘の『フライデー』が「西島秀俊が17歳年下の小雪似コンパニオンと半同棲」「朋ちゃんと2股? 竹田恒泰が元AKB48と結婚へ」というスクープを連発した。「ワイドショーでの扱いが少ない」気楽な一般人を選ぶ傾向がますます強くなっている。

木村隆志

コラムニスト、芸能・テレビ評論家、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブにコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴1000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。