社会人4年目、半数以上が「ロールモデルとなる先輩や上司がいない」

ベストチーム・オブ・ザ・イヤー実行委員会は、4月2日～5日にかけて、4月から社会人4年目となる2011年4月入社のビジネスパーソン約400人に「現在の仕事に関する調査」を実施した。

6割が「ロールモデルとなる先輩や上司がいない」

まず、現在担当している仕事に対しての思いを尋ねたところ「面白さややりがいを感じている」と62.5%が回答した。半数以上がやりがいや面白さを感じながら、仕事に取り組んでいるようだ。

しかし、転職を考えたことがあるかという問いに対しては77.1%が「考えたことがある」と回答。やりがいを感じつつも、8割が転職を考えているようだ。「仕事のやりがい」と「転職検討の有無」をクロス集計すると、「仕事へ面白さややりがいを感じていないが、転職を考えたことはない人」も2割いることがわかった。

現在の会社に、ロールモデルとなる上司や先輩がいるか尋ねたところ、「いない」と57.9%が回答した。前問の「仕事のやりがい」の質問とクロス集計すると、「社内にロールモデルがいない」と回答した人の半数が「仕事の面白さや、やりがいを感じていない」ことがわかり、ロールモデルがいる人と比べてやりがいの感じ方に差異がでている。