日商エレクトロニクスは4月17日、日本ヒューレット・パッカードの「HP Moonshot System」の「HP ProLiant m700サーバーカートリッジ」とシトリックス・システムズ・ジャパンの「Citrix XenDesktop」を組み合わせたリモートデスクトップ・ソリューションの提供を開始すると発表した。

HP ProLiant m700は今年1月に発表された製品で、1つのカートリッジに独立した4ノードを実装し、4.3Uのシャーシに45カートリッジ180ノードを実装。のデスクトップソリューションCitrix XenDesktopに最適なリモートデスクトップ環境が構築できるよう設計されている。

「HP ProLiant m700 サーバーカートリッジ」

同カートリッジを使用するソリューションと「HDI(Hosted Desktop Infrastracture)」では、ハードウェアリソースを共有する仮想化技術を用いず、物意的にカートリッジ上の各ノードを1ユーザーに提供することにより、各ユーザーが物理リソースを占有する。これにより、仮想デスクトップで課題となっている、動画やOAアプリの動作が緩慢、OSの便利な機能が使えないといった問題に効果的に対処できる。

今回同社では、ソリューション検証ラボ「Cloud Ready Center」に国内初となる検証/デモンストレーション環境を用意し、ユーザーに提供する。