ユニリーバ・ジャパンが展開するビューティブランド「ダヴ」は4月11日、「美意識の母娘格差」に関する調査の結果を発表した。調査対象は娘を持つ母親200名、娘200名。「自分自身(母)の美しさ」「母をほめた経験」などについて、3月8日~9日の期間、インターネット上で調査を行った。

母自身と娘が思う"母の美しさ"の評価には8.2点のギャップがあった

調査結果は、「母自身が思う自分の美しさ」の平均点51.9に対し、「娘が思う母の美しさの評価」の平均点60.1と、実に8.2点、母の自己評価が低い結果となった。また、娘に「あなたは母の"美しさ"についてどう思いますか?」と聞いたところ、「とても美しい部類に入る」「まぁまぁ美しい部類に入る」という回答が合わせて75%という結果になった。

自分の母は美しいと約8割の娘が回答

その一方で、娘に対して「母をほめることがあるか」と聞いたところ、63%が「ほめたことがない」「あまりほめることが多くない」と回答している。直近1年間で見ても46%の娘が母の"美"に関して「直接ほめたことは1度もない」とし、その理由を「直接伝えることに恥ずかしさを感じるため」と答えている。

母への「自分に自信があるか」という質問には、76%が「自信があるとは思わない」と回答。「あなたがもっと美しくいるために必要だと思うことは何ですか」という問いには上位3つが「自分自身の意識」(73%)、「健康的な食事」(37%)、「運動」(36.5%)という結果になった。

「約8割の娘が自分の母は美しいと考えているのに対し、母は自分の美しさに対して過小評価をしている傾向が見られる」と同社はコメントしている。