京阪電気鉄道はこのほど、京橋駅に京阪電車としては初となる連続多面型デジタルサイネージ「京橋インパクトデジタル」の設置を発表した。5月12日から営業放映を開始する。

デジタルサイネージ「京橋インパクトデジタル」イメージ(JR側から京阪京橋駅改札を望む)

今回導入するデジタルサイネージは、60インチ液晶画面を縦に2つ並べて一体型としたもの。1面の大きさは、幅約0.75m×高さ約2.66m。駅構内の6本の柱の駅中央改札側とJR西日本京橋駅側に設置し、計12面の広告媒体とする。放映時間は毎日6~24時。3分を1ロールとし、3分ごとに内容を繰り返して放映する。音声は出さず、静止画と動画の放映のみを行う。

15秒の広告を1週間放映する場合の料金は15万円。1週間で2,200回の放映回数を保証するとのこと。京橋駅は京阪電車の駅で最も多い1日18万人が乗降する駅であり、かつデジタルサイネージを設置する中央改札口付近は乗換えや待ち合わせなどで昼夜を問わず人通りが多いことから、広告媒体としての効果が期待されている。