ソニー生命保険は15日、「社会人1年目と2年目の意識調査」の結果を発表した。同調査は、この春就職する、または、就職してから1年経つ20~29歳の男女を対象として、3月10日~17日にインターネット上で実施。1,000名の回答を得た。

これからの社会人生活は何色? 社会人1年目は「白」、2年生は「灰色」

社会人2年目は、1位が「灰色」、2位が「黒/真っ黒」に

「これからの"社会人生活"は何色のイメージか」を自由回答で募ったところ、最も多かったのは「白」(172件)、次いで少し暗い印象を受ける色の「灰色/グレー」(143件)や「青/ブルー」(122件)、「黒/真っ黒」(99件)が続いた。

社会人1年目と2年目で分けてみると、社会人1年目は1位に「白」(108件)、2位に「青/ブルー」(60件)、3位に「灰色/グレー」(49件)が挙がり、社会人2年目では1位に「灰色/グレー」(94件)、2位に「黒/真っ黒」(68件)、3位に「白」(64件)が挙がった。

いわゆる"社二病"? 社会人2年目の半数以上が「忙しさアピール」

仕事の愚痴や忙しさアピールは多くの人が経験している

社会人2年目(500名)に対し、「社会人生活の影響で、プライベートでついついやってしまう行動」について聞いたところ、「仕事の忙しさアピール」では、「頻繁にある」が17.2%、「時々ある」が37.2%と、合計で半数以上の人が「ある」(54.4%)と回答した。また、「睡眠不足アピール」では、「ある」が41.6%。自身の置かれている状況を理解して欲しい、相談したいとの思いから出た行動かもしれないが、周囲に対しては"忙しく働く有能な人にみられたい"という、いわゆる"社二病"と映る行動かもしれないことが読み取れた。

また、「仕事の愚痴」を言ってしまうことが「ある」割合は76.2%で、質問した項目の中で最も多く、新社会人の4人に3人は、プライベートで仕事の愚痴を漏らしているようだった。さらに、「ビジネス用語や業界用語を使った会話」をすることが「ある」割合は42.2%、「批判や説教」では32.6%となっており、それぞれプライベートでついついやってしまう人が少なくないことがわかった。

男女別でみると、男性は女性より「批判や説教」で「ある」割合が高く(男性36.1%>女性30.2%)、女性は男性より「仕事の愚痴」で「ある」割合が高く(女性83.6%>男性65.4%)なった。