総合マーケティング調査を行うネオマーケティングはこのほど、20~59歳の男女1,000名を対象にアンケート調査「健康食品に関する調査2014」を実施し、その結果を発表した。

健康食品への出費額は、年間に換算すると約5万4,000円になるという

まず「1日で健康食品・飲料に使う金額」の問いには、「100円未満」との回答が447人で最も多かった。さらに「100円以上200円未満」(341人)、「200円以上300円未満」(104人)と続いた。全体の平均値は149.2円であり、これは1年間に換算すると5万3,721円が健康食品に費やされていることになる。

「健康食品・飲料を摂取して身体に変化はあったか」との問いに対して、「全くなかった」「そこまでなかった」と回答した割合の合計は64.7%だった。「そこまでなかった」と回答した人の割合を見てみると、30代が55.2%、40代が61.2%、50代が64.0%と年代が上がるにつれて効果・効能を感じにくくなっていることがわかった。

効果・効能を感じた人は全体の3分の1ほどだ

また、「健康食品・飲料を摂取し始めた理由として最もあてはまるもの」の問いには、「効果・効能がよさそうだから」が38.0%でトップ。「なんとなく効きそうだから」(34.2%)が小差で2位になった。そのほかには、「宣伝・広告を見て」(9.6%)や「SNSで話題になっていた」(3.1%)との声もあった。

効果・効能を期待して購入する人が多いようだ