ドイツのポルシェAGは、20日に開幕する北京モーターショーにて、ミッドシップスポーツカー「ボクスター」と「ケイマン」のGTSモデルを初公開する。

ポルシェ「ボクスター GTS」「ケイマン GTS」

ポルシェの「GTS」は、ハイパワーのエンジンを搭載した特別なモデルを意味するもので、現行モデルでは「カイエン GTS」「パナメーラ GTS」がすでに発売されている。「ボクスター GTS」「ケイマン GTS」は3.4リットルのエンジンを搭載し、そのパワーはSモデルよりもさらに15PSアップしている。

4月20日から始まる北京モーターショーでは、現地時間の4月20日11時30分(日本時間 同日12時30分)に行われるポルシェ ブースでのプレスカンファレンスで両モデルを初公開。ジュネーブモーターショーで公開した「919 ハイブリッド」「911 RSR」も中国に初上陸する。さらに、ハイブリッドスーパースポーツカー「918 スパイダー」も登場するなど、非常に充実した出展内容となる。

「ボクスター GTS」

「ケイマン GTS」

スポーツ性を強調した今回の展示は、ハイエンドスポーツカーに対する関心が中国市場で急速に高まってきていることを反映したものだという。ポルシェにとって、中国は米国に次いで大きなマーケットで、2013年は中国における合計販売台数が3万7,425台を記録し、売上高は前年比で19.9%上昇している。