日立ソリューションズは4月14日、トレンドマイクロのセキュリティ対策製品を用いたWindows Server 2003向けの暫定的な脆弱性保護サービスを、15日より提供すると発表した。

日立は、同サービス提供にあたってトレンドマイクロの総合サーバーセキュリティソリューション「Trend Micro Deep Security」(Deep Security)を採用し、サーバー環境や要望に応じた仮想パッチを適用する。

同サービスは、物理サーバー/プライベートクラウド/パブリッククラウドの環境に関わらず、環境に応じた構成が可能。用途に応じて、仮想パッチ設定をカスタマイズする。

なお、「仮想サーバー上の対策」や「物理サーバーから仮想化環境へ移行したうえでの対策」「物理サーバー上の対策」など、それぞれの環境に応じた対策を図る。

例えば、「仮想サーバー上の対策」では、仮想サーバーのWindows Server 2003にエージェントレス型の「Deep Security」の製品を導入する。

このケースでは、Deep Securityソフトウェア費用がVMware ESX 1台あたり66万円~、導入費用が同じく1台60万円~、2年目以降の保守費用が1年間で1台19万8000円~となっている。

ほかにオプションとしてDeep Security個別仮想パッチ適用サービスや環境バックアップサービスが提供されるが、個別見積となる。