岡山県の水島臨海鉄道はこのほど、JR東日本から昨年7月に譲渡を受けた気動車キハ30形・キハ37形・キハ38形(計6両)の営業運転を5月12日から開始すると発表した。これら6両は、いずれも2012年12月までJR久留里線(木更津~上総亀山間)で運行していた車両。

キハ27形・キハ28形の走行風景

水島臨海鉄道のキハ20形

キハ30形・キハ37形・キハ38形で運行するのは、1日上下各4本(計8本)。すべて2両編成での運転となる。ただし、初列車となる水島駅11時31分発、倉敷市駅12時0分発の1往復に限り、キハ37形3両とキハ38形1両による4両編成で運行。2両編成での運転開始は、上りが三菱自工前16時10分発の列車から、下りが倉敷市駅16時40分発の列車からとなる。

同社はその他、5月5日のこどもの日に合わせ、キハ20形の定期列車の増結を行うことも決定。三菱自工前・水島~倉敷市間3往復を、通常の倍の4両編成にて運転するという。