日立リビングサプライは4月15日、往復式シェーバー「エスブレード ソニック」として「RM-FL20WD」「RM-FL10W」の2モデルを発表した。発売は5月21日。価格はオープンで、推定市場価格は、RM-FL20WDが20,000円前後で、RM-FL10Wが17,000円前後(いずれも税別)。

上段が「RM-FL20WD」で、下段が「RM-FL10W」

新モデルの特徴は「W音波振動カッティングシステム」を搭載したこと。従来の同社の往復式シェーバーでは、内刃を左右に動かしてヒゲをカットしていた。W音波振動カッティングシステムでは、内刃を左右だけでなく前後にも振動。これにより、ヒゲの切断抵抗を抑え、すばやくカットすることが可能となった。

振動数は、左右が10,000回/分で前後が20,000回/分。左右の振動は、従来機よりも約11%高速になっており、早剃り性能も約18%向上している。

また、水洗い用の「ウォーターウィンドウ」を搭載。外刃を取り外さなくても、水洗いでヒゲ屑などを洗い流すことが可能だ。内刃には、親水性のある光触媒がコーティングされており、水洗いだけでも汚れが落ちやすくなっている。

2モデルの違いは、RM-FL20WDに「LED光乾燥器」が付属している点。水洗い後のシェーバーをLED光乾燥器にセットすると、温風とLED光で除菌・乾燥・消臭を行うことができる。この際、洗浄剤などは必要としない。

電源はリチウムイオン充電池で、充電時間は約1時間。フル充電の場合、約14日間使用することができる(1日に3分間使用した場合)。

本体サイズは約W6×D46×H157mmで、質量は約180g。RM-FL20WDに付属するLED光乾燥器のサイズは、約W93×D120×H73mmで、質量は約150g。