堺市はこのほど、「堺市ヒストリックカー・コレクション見学会」を開催し、その参加者を募集すると発表した。開催日は5月24・25日。同コレクションは1920年代後半から1980年代前半のBMWを中心に構成され、BMW車のコレクションとしては世界屈指とされる。

「堺市ヒストリックカー・コレクション」は5月24・25日開催

同コレクションは、「カメラのドイ」創業者である故・土居君雄氏が、ドイツの工業技術に対する憧れからBMWを長年にわたり収集し、「ドイBMWコレクション」として世界的に注目を集めたもの。土居氏は1990年に他界し、満里恵婦人が新婚時代を堺の浜寺で過ごした思い出から、1993年、堺市に寄贈したという。

コレクションの中には、BMWの最高峰スポーツモデルである「328ロードスター」や、世界で最も美しいロードスターといわれた「507ロードスター」、BMW社唯一の商業車で、世界にも数台しかない「F79スリーホイーラー」などの貴重なモデルが含まれる。

見学会は5月24~25日の各日3回実施され、50台のコレクションの見学、エンジン始動のデモンストレーション、記念撮影などが行われる。募集人数は各回50人で、合計300人。応募者多数の場合は抽選となる。参加費は無料。申込みはFAX、はがき、メールで受け付ける。詳細はウェブサイトを参照とのこと。