The virt-manager application is a desktop user interface for managing virtual machines through libvirt.

Virtual Machine Manager (virt-manager)プロジェクトは4月10日(米国時間)、「virt-manager.git - Graphical virtual machine manager using libvirt」においてvirt-managerの監視対象としてbhyveを追加したことを伝えた。bhyveはFreeBSDで開発された仮想化インフラストラクチャ/ハイパーバイザ。KVMやXenと似た機能をもった仮想化機能で、こうした機能としては最後発のソフトウェアとなる。

複数の仮想環境をモニタリングするといった業務ではモニタリング用のソフトウェアが使われるケースが多い。virt-managerはそうしたモニタリングソフトウェアの代表的なもののひとつ。libvirtをベースに採用しており、もともとはKVMを対象としていたが現在ではXenやLXCなども監視対象としている。今回bhyveが加わったことで仮想環境モニタリングソフトウェアとしての価値を増したことになる。

bhyveはFreeBSD 10.0-RELEASEから登場した新しい仮想化インフラストラクチャ。リリース段階ではFreeBSDゲストをサポートしている。現在、LinuxやOpenBSDといったほかのオペレーティングシステムのサポートが進められているほか、最終的にはWindowsも動作するようになる見通し。