本田技研工業(ホンダ)は14日、迫力あるスタイリングにパワフルな1,800ccエンジンを搭載したストリート・マッスル・クルーザー「ゴールドウイング F6C」(4月22日発売)、外観の一新や各部熟成を図ったスポーツツアラーモデル「VFR800F」(4月18日発売)を発表した。

「ゴールドウイング F6C」

「VFR800F」

「ゴールドウイング F6C」は、「ゴールドウイング」の伝統と上質感を受け継ぎながら、全身に力強さを大胆に表現したという大型二輪クルーザー。エンジンは水平対向6気筒1,800ccエンジンを継承し、「ゴールドウイング」に比べて75kgの軽量化を図ったほか、専用マフラーの採用などによって、低速からパワフルなフィーリングと力強いエキゾーストサウンドを実現したとのこと。

ヘッドライト、テールランプ、ウインカーランプの全灯火器にLEDを採用し、フロント19インチ / リア17インチの新デザインアルミダイキャストホイール、シート高を735mmに抑えた足着き性への配慮、ブレーキへのABS搭載などの特徴を持つ。価格は199万8,000円。

新型「VFR800F」は、車体の軽量化に加えて、空力性能を追求したカウリング、トラクション・コントロール・システムの採用、熟成を図った水冷・4ストローク・DOHC・4バルブ・V型4気筒エンジンなどにより、市街地での扱いやすさとロングツーリングでの快適性を高めたというスポーツツアラー。

スタイリングは、ラジエーターの搭載位置を車体サイドから前側に移動したことで、コンパクトかつスポーティーなイメージのボディーに。LEDヘッドライトを採用した新デザインのカウルなどにより、シャープなエッジと質感の高い造形美も追求したとのこと。ETC車載器やグリップヒーターなどを標準装備し、価格は135万円。

「ゴールドウイング F6C」

「VFR800F」

あわせて同社は、「NC750X」「NC750S」「インテグラ」の新タイプ設定、「グロム」のマイナーモデルチェンジも発表している。「NC750X」「NC750S」「インテグラ」では、ツーリングなどで利便性の高いETC車載器とグリップヒーターを装備した「E Package」を新たに設定した。

「NC750X」の「E Package」は、ローダウン仕様の「Type LD」を含め、デュアル・クラッチ・トランスミッション搭載車にタイプ設定している。いずれも価格は92万4,480円。「NC750S」の「E Package」は、DCT搭載車にタイプ設定し、価格は87万1,560円。「インテグラ」の「E Packaeg」は96万1,200円、スポーティータイプである「インテグラ S」の「E Package」は98万2,800円となっている。

125ccスポーツモデルの「グロム」では、新色「パールヒマラヤズホワイト」を追加した全3色にカラーバリエーションを変更し、ホイールとブレーキキャリパーにゴールドカラーを採用するなどの外観変更を実施した。価格は32万9,400円。

「NC750X デュアル・クラッチ・トランスミッション」

「NC750S デュアル・クラッチ・トランスミッション」

「インテグラ」

「グロム」