DragonFly BSD was originally forked from FreeBSD 4.8 in June of 2003.

DragonFly BSDプロジェクトは4月10日(米国時間)、「\3.6.2 released, ISO/img files available」においてOpenSSLのセキュリティ脆弱性に対応したDragonFly BSDの最新版「DragonFly BSD 3.6.2」をリリースしたと伝えた。OpenSSLのセキュリティ脆弱性に対処することが主な目的とされているが、それ以外にもいくつかのバグ修正も取り込まれている。

OpenSSLは暗号通信の要になるソフトウェアとしてさまざまなシーンで採用されているため、今回のOpenSSLのセキュリティ脆弱性(通称Heartbleed)が与えた影響は広範囲に及んでいる。OpenSSLのコードを取り込んで活用しているソフトウェアから、OpenSSLを活用したソフトウェアを使ってサービスを提供しているWebアプリケーションやWebサービス、OpenSSLを取り込んだソフトウェアを搭載しているデバイスなどさまざまなシーンで問題となっている。

普段の習慣でオンラインショッピングやオンラインバンキングなどをすることになると見られるが、そうしたサービスを利用する前には対象となるサイトがOpenSSLのセキュリティ脆弱性の影響を受けるのか、すでに問題が修正されているのかを確認することが推奨される。セキュリティ脆弱性に該当しているかどうかは「Heartbleed test」などで確認できる。