ドコモ、音声定額+パケットシェア新料金プラン「カケホーダイ&パケあえる」

 

NTTドコモは4月10日、国内の音声通話を定額で提供し、パケット通信のデータ量を家族間や同一法人間で分け合える新料金プラン「カケホーダイ&パケあえる」を提供すると発表した。ほかに、長期利用者向け割引サービス「ずっとドコモ割」や、若年層向け割引サービス「U25応援割」も提供する。

「カケホーダイ&パケあえる」は5月15日より事前受け付けを開始し、6月1日より提供開始となる。

カケホーダイプランについては、「スマートフォン/タブレット」と「ドコモケータイ」で料金が異なる。「スマートフォン/タブレット」は2年契約で2700円、「ドコモケータイ」では2200円で国内通話が"カケホーダイ"となる。0180番号や0570番号といった他社が料金設定を行なっている電話番号への通話はカケホーダイの対象外となる。

一方、パケあえるのパケットパック定額料は大きく「1人向け」と「家族向け」「らくらくスマートフォン向け」「法人向け」に分けられる。

1人向けについてはデータSパックが2GB、データMパックが5GBの利用可能データ量となっており、料金はデータSパックが3500円、データMパックが5000円となっている。

家族向けについてはシェアパック10・15・20・30が用意されており、それぞれの数字に合わせた10GB・15GB・20GB・30GBだけの利用可能データ量が家族で10回線までシェアできる。料金はシェアパック10が9500円、15が1万2500円、20が1万6000円、30が2万2500円となる。

らくらくスマートフォン向けは、これまでのらくらくスマートフォンユーザーの利用動向から、利用可能データ量を大きく制限して価格を抑えたものとなっている。200MBの利用可能データ量となっており、料金は2000円。家族間のシェアは不可能となっている。

法人向けには「ビジネスシェアパック」として提供し、ビジネスシェアパック10~3000まで18プランを用意する。最大3000GBを1000回線まで共有することができる。

パケットパックの利用可能データ量を分け合う場合には、子回線ごとに「パケあえる」を契約する必要がある。「一人向け」と「家族向け」が用意されており、料金はシェアオプション料としてそれぞれ毎月500円がかかる。

一人向けの「2台目プラス」は、カケホーダイプラン契約者と同一名義でデータプラン(1台)の「データSパック」「データMパック」を契約している人が対象。家族向けは、代表回線とデータ量を分け合う子回線それぞれに500円がかかる。

いずれのパケットパックでも、利用可能データ量の上限が設定されているが、ドコモでは上限に達した場合にその後の活用方法を自分の利用形態に合わせて設定できる「スピードモード」と「リミットモード」を提供する。

「スピードモード」では、利用可能データ量の上限超過後も速度を維持できるよう自動的に1GBずつ利用可能データ量が追加される。一方で「リミットモード」は、上限に達した時点で送受信が最大128Kbpsに速度制限される。もちろん、必要に応じて1GBごとの利用可能データ量を追加できるが、上限を超えるたびに128Kbps制限がかかる。いずれのモードでも1GBの追加購入料金は1000円だ。

なお、スピードモードでは使いすぎを防止するため、事前に自動超過限度を1GBから1GBごとに10GB、無制限と柔軟に設定できる。

新プランの提供似合わせて、スマートフォン向けに提供しているXiの既存プランについては、8月末をもって新規受付を終了する。フィーチャーフォン向けのFOMAプランについては、引き続き契約できる予定だ。

割引サービス

割引サービスは「ずっとドコモ割」と「U25応援割」の2点。

はじめの「ずっとドコモ割」では、契約年数に応じて毎月の利用料金から割引を行なう。家族契約を行なっていた場合、代表回線のドコモ契約期間で判定されるため、例えば代表回線が10年契約、2、3、4回線目が1年契約であっても、全回線に10年契約の割引額が適用される。

「1st」と「2nd」「3rd」「プレミア」「グランプレミア」の契約期間に応じた5プランが用意されており、1stは1~5年契約、2ndは6~8年契約、3rdは9、10年契約、プレミアは11~15年契約、グランプレミアは16年以上の契約者が対象だ。

毎月の割引額は以下の通り。

続く「U25応援割」は、利用者が25歳以下で、カケホーダイプランかパケットパックを契約している場合に適用される割引。割引適用期間は26歳の誕生月までとなっている。割引額は月額500円で、通常の利用可能データ量に1GBプラスする「ボーナスパケット量」が付与される。

ほかに、特定デバイス向けの料金プラン「デバイスプラス」も提供する。これはフォトパネルやウェアラブルデバイス、ヘルスケア製品といった通信モジュールを内蔵するデバイス(M2M機器)を対象に提供されるプラン。2年契約で月額500円の「デバイスプラス500」と、契約期間の縛りがない月額300円の「デバイスプラス300」が提供される。なお、デバイスプラスプランは、機器ごとに価格が設定されるため、ユーザーが料金を選択することはできない。

デバイスプラス500は主にドコモブランドの製品向けに提供される予定で、現在提供している「お便りフォト」などが対象機器となる。一方のデバイスプラス300では、主にメーカー製品が対象となっており、ゲーム機などが想定されるという。いずれも別途ISP契約は必要なく、安心してデータプランの利用可能データ量を使用できる。

プラン自体は音声が定額となり、データ通信も家族契約単位の総通信量で契約できるためシンプルになったものの、選択肢が多く、ユーザーにとってはどのプランを選べば良いのかやや分かりづらい。そこでドコモは、「カケホーダイ&パケあえる かんたんシミュレーション」という特設サイトを開設している。「https://www.nttdocomo.co.jp/charge/new_plan/simulation/index.html」で利用台数や月々の使用データ量を入力するだけで最適なプランが見つかるので、ドコモユーザーは是非試してほしい。



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