米Dropboxは9日(現地時間)、米サンフランシスコで開催したプレス向けイベントで、Mac用「Mailbox」の開発を明らかにした。同時にプライベートベータ・プログラムを発表、MailboxのWebサイトで参加申し込みの受け付けを開始した。

Mailboxは、受信箱にメールをため込まないためのユニークな機能を備えたアプリとサービスを提供している。昨年2月にiOSアプリ版が登場すると、瞬く間にiPhone用のメールアプリとして人気を確立。昨年3月にDropbox傘下となり、不安点だったサービス運営も安定した。

モバイル版のMailboxアプリはジェスチャー操作を活かした使い勝手の良さを特徴としている。受信箱内のメールに触れてスワイプするだけで、メールのアーカイブ/削除、スヌーズ(非表示の指定:週末に表示、夜に表示など)、リスト分けなどを素早く行える。Mac版についてもMailboxは「軽くて高速で、使って楽しいデスクトップメールクライアントを目指している」としている。