日立公共システムは、「デジタルペンシステム『千客番来』」をリニューアルし、新たに「デジタルペンシステム インプット・サポーター『Everyit(エブリット)』」として4月9日より提供を開始すると発表した。

デジタルペンシステム インプット・サポーター『Everyit』

千客番来は、デジタルペンで手書きした文字やイラストをデータ化(文字認識および画像化して保存)することで、パソコンへの入力作業を不要とするパッケージシステム。今回のリニューアルでは、ユーザーから寄せられた要望に対する改善を行い、手書き文字の文字認識率の改善をはじめ、受付機能や印刷機能の強化などを行っている。

具体的には、氏名・地名辞書活用による手書き文字認識率の向上、日をまたいで一連のデータを追記・管理できる機能の追加、記入必須項目を削減することで手書きの負荷を軽減、帳票1枚1枚に個別既存データを差し込み印刷できる機能追加、複写用紙の運用でデータを追記・管理できる機能追加などの機能強化を行っている。

これにより、当日処理だけでなく、事前準備から事後管理まで対応可能な仕組みを実現する。