米AMDは9日、新プラットフォーム「AM1」と、デスクトップ向けのエントリーAPU「Athlon」と「Sempron」の販売開始を発表した。最上位モデル「AMD Athlon 5350」の価格は税別6,180円。

Kabiniをソケット化したAM1プラットフォーム

「Athlon」と「Sempron」はいずれも"Kabini"の開発コード名で知られるAPUをベースとした製品で、「Jaguar」アーキテクチャをベースとしたCPUコアと、「Graphics Core Next」(GCN)ベースのGPUコアを組み合わせたSoC(System on Chip)。統合GPUには「Radeon R3」のブランド名を用いる。

kabiniの概要

長らくAMDのラインナップから消えていた「Athlon」「Sempron」が復活する

Kabini自体は、低消費電力を特徴として、2-in-1 PCや薄型ノートPC向けに提供されていたが、新プラットフォーム「AM1」では、KabiniをデスクトップPC向けにソケット対応に変更した。TDPはいずれも25W。メモリはDDR3で最大1,600MHzまで対応する。

■スペック比較
製品名 Athlon 5350 Athlon 5150 Sempron 3850 Sempron 2650
CPUコア数 4 4 4 2
コアクロック 2.05GHz 1.6GHz 1.3GHz 1.45GHz
Radeonコア 128基 128基 128基 128基
GPUクロック 600MHz 600MHz 450MHz 400MHz
メモリクロック 1600MHz 1600MHz 1600MHz 1333MHz
キャッシュ    2MB 2MB 2MB 1MB
TDP   25W 25W 25W 25W

インタフェースとしてUSB 3.0×2、USB 2.0×8、SATA 6Gbps×2、HDMI、D-sub、DisplayPortなどを搭載する。

価格は「AMD Athlon 5350」が税別6,180円、「AMD Athlon 5150」が税別5,280円、「Sempron 3850」が税別3,980円、「Sempron 2650」が3,480円。

Bay Trailとの比較

対応マザーボードのソケット名は「Socket FS1b」。フォームファクタはマイクロATXとMini-ITXで提供することがすでに発表済みだが、「AM1」対応マザーボードではCPUクーラーの固定方法がブリッジ式リテンションからプッシュピンに変更されている。リファレンスクーラーはCoolermaster、Foxconn、AVCから提供を受ける。