4月26日・27日に千葉県・幕張メッセで開催される動画サービス「niconico」の超巨大イベント「ニコニコ超会議3」の追加情報が続々と明らかになった。

「超会議マップ」

「動画ガイドマップ」

まずは公式サイトにて、超会議3の全容がわかる「超会議マップ」および、同イベントを疑似体験できる3D仕立ての「動画ガイドマップ」、さらにイベントタイムテーブルなどが新たに公開された。

さらに、新企画情報も続々と明らかにされている。今回初めて設置される「超深海ブース」では、海洋研究開発機構(JAMSTEC)の全面協力のもと、有人潜水調査船『しんかい6500』の展示が決定。同調査船は2013年6月、JAMSTECとニコニコのコラボ企画として、世界初の試みとなる有人潜水調査船による深海5,000メートルからの生中継を実施し、ニコニコ生放送の視聴者数も30万人を記録するなど多くの注目を集めていた。

JAMSTECが所有運用する『しんかい6500』(c)JAMSTEC

この『しんかい6500』が一般イベントで展示されるのは初めてのことで、全長9.7メートル・重量26.7トンの同調査船の輸送にあたっては、トレーラー輸送のエキスパートであるゴールド・スター社が全面協力。会場まで陸上輸送される様子もニコニコ生放送でも完全生中継されるという。

さらに本ブースでは、同調査船の心臓部である耐圧殻(コックピット)に入れるツアーや、深海生物や岩石等を採取するために開発されたマニピュレータ(ロボットハンド)を特別に稼働させたユーザー参加型の体験企画を予定。現役パイロットも登場し、ユーザーとの空き缶つぶし競争など多くの企画を実施する。

『しんかい6500』のコックピット(左)とマニピュレータ(右)

相撲に造詣の深いデーモン小暮も登場

また、本イベントの目玉企画「大相撲 超会議場所」についても、追加情報が公開された。力士と"ネットのわんぱくたち"が対決する企画「わんぱく土俵祭り」では、堀江貴文と西村博之の参戦が決定しているが、このほかにも武井壮やデーモン閣下のゲスト出演や、振分親方(元・高見盛)など現役親方らによる豪華解説も予定されているという。

一方、ダイオウグソクムシを展示する「超ダイオウグソクムシブース」では、ここでしか買えないという"グソグッズ"の割引販売が決定。au×鳥羽水族館×超会議3のコラボ商品として、「超リアル1号たんiPhoneケース」(7,380円のところ特別価格3,000円)や「超リアル1号たんカチューシャ」(5,550円のところ特別価格1,500円)を販売するほか、新江ノ島水族館とニコニコがコラボした「ダイオウグソックス」や「ダイオウグソクムシマフラータオル」などの限定商品も登場する。

「超リアル1号たんiPhoneケース」

「超リアル1号たんカチューシャ」

「ダイオウグソックス」

さらに「超ゲームエリア」では、実際に乗車できる"マリオカート"の展示が決定。前回のニコニコ超会議2では、スーパーマリオの土管をリアルに再現し、来場者にはルイージの帽子をプレゼントする企画が実施されたが、今回は実物の"マリオカート"に乗車しての記念撮影が可能で、各日先着500名(合計1,000名)にマリオの帽子がプレゼントされる予定。

実物の"マリオカート"(左)とマリオの帽子(右)

そして、ファミリーマートによる「ニコニコ超会議3店ブース」では、「コンビニ食べ放題」という夢の企画を実施。人気のファミチキはもちろん、おむすび、弁当、パン、スイーツ、菓子、調味料など多彩な商品が、250円とキャンペーン対象レシート1枚で10分間食べ放題になる。

このキャンペーン対象レシートとは、ファミリーマート各店舗にて4月8日から4月28日の期間に開催される「集めて嬉しいニコニコキャンペーン」で、「対象商品を1品以上含む税込250円以上ご購入いただいたレシート」とのこと。なおブースでは、初音ミクグッズや『艦隊これくしょん -艦これ-』グッズなども販売されるという。

さらに会場では、人気料理動画を再現したメニューやコラボメニューを販売する「超フードコート」以外でも手軽に軽食がとれるよう、複数のポップコーンワゴンが設置されるが、今回新メニューとして、永谷園が特別協力したお茶づけの風味をポップコーンも初登場。「清めの塩」「プリン」「キャラメル」「ニワンゴ」「ねぎ」「シークレット」に加えて、「永谷園のお茶づけ海苔」を含む全7フレーバーが販売されることになった。

ポップコーン新メニュー「永谷園のお茶づけ海苔」

このほか、イラスト投稿サービス「ニコニコ静画」が超会議3で実施する企画「ニコニコ静画のお絵かきチャット」 では、週刊少年ジャンプ『磯部磯兵衛物語~浮世はつらいよ~』の仲間りょう氏の参戦が決定。ほかにも「キルミーベイベー」のカヅホ氏、イラストレーター・岸田メル氏、「戦勇。」の春原ロビンソン氏、「紅殻のパンドラ」の六道紳士氏らプロ作家の参加も予定されており、会場にいる来場者やインターネット上から参加しているユーザーなど複数の人が、ネット上にある巨大なキャンパスにリアルタイムで一緒に絵を描いたり、コメントを投稿していくという。

「お絵かきチャット」イメージ図