キングジムは8日、新聞や雑誌など、手元の資料をなぞった通りにスキャンできるマウス一体型スキャナの新モデル「MSC20」を発表した。発売日は4月25日。希望小売価格は税別8,000円。本体カラーは黒と白の2色。

MSC20

2012年11月に発売した「MSC10」の後継機で、A4サイズ(210×297mm)までの資料をなぞることでスキャンでき、PCにデータとして取り込めるマウス一体型スキャナ。スペックはほぼ同等ながら価格を抑え、本体色に白を追加した。新たにテキスト形式での保存にも対応している。

利用には、付属ソフトウェアのインストールが必要。マウスは2ボタン+1ホイールに加え専用のスキャンボタンを搭載し、スキャンボタンを押しながら対象物をなぞると、なぞった部分がPCに表示される。

スキャンデータはトリミングやコントラスト、角度調整、不要部分の削除などの編集が可能。データ解像度は最大400dpi、データの保存形式はPDF/JPG/ BMP/PNG/XLS/DOC/TXTに対応する。

本体サイズはW63×D116×H37mm、重量は約120g。ケーブル長は約1.5m。電源はUSBバスパワーで、対応OSはWindows 7 / 8 / 8.1。マウス部のセンサーはLEDで、解像度は1200cpi。