5月24日に全国公開される特撮映画『キカイダー REBOOT』ポスタービジュアル

5月24日に全国公開される特撮映画『キカイダー REBOOT』の第1弾ポスタービジュアルが公開された。

先日公開された予告編で、新しいビジュアルのキカイダーと宿敵ハカイダーのバトルシーンが話題となった本作だが、新たにポスタービジュアルが公開。キカイダーが全面に描かれ、体内にある「良心回路」に左手を当てながら、自らのアイデンティティの矛盾に苦しむキカイダーの苦悩を表現したビジュアルに仕上がっている。キャッチコピーは、「善か? 悪か? この『機械』(ココロ)が壊れても君を守る――」。この第1弾のポスターおよびチラシは、4月5日より全国で掲出され、前売り券の発売もスタートしている。

1月30日に行われた「東映のラインナップ発表会」でリメイクが発表され、大きな話題となった『人造人間キカイダー』は、石ノ森章太郎氏原作による特撮TVドラマで、1972年~73年にテレビ朝日系で放送。左右非対称のユニークなビジュアルと深いドラマ性から、当時は同じく石ノ森氏原作の『仮面ライダー』と人気を二分するほどだった。脚本に二年を要し、デザインも一新されて41年ぶりにリメイクされる『キカイダー REBOOT』は、文字通りREBOOT=再起動の時を迎える。

白倉プロデューサーが「これがある種の東映の源流といっても過言ではない。ライダーでも戦隊でもなく、キカイダーこそが源流」と発表会で語った、本作のテーマは愛。舞台は未来の日本で、人間では抗えない問題をロボットに解決させる「ARKプロジェクト」の中枢、世界的ロボット工学の権威・光明寺ノブヒコが、実験中に謎の事故死――暴走する「ARKプロジェクト」に、光明寺が残した主人公ジロー/キカイダーが戦いを挑んでいく。主人公・ジロー/キカイダーは入江甚儀、そして、ジローと触れ合う中で愛を知っていくヒロインのミツコ役は佐津川愛美が演じる。そのほか長嶋一茂、本田博太郎、原田龍二、鶴見辰吾、石橋蓮司といったベテラン勢が脇を固め、監督には『SHINOBI』『Blood』などの下山天監督、脚本は下山健人が務め、全く新しい『キカイダー』が描かれる。

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