マイクロソフトは4日、4月9日に公開するセキュリティアップデートの事前情報を公開した。深刻度「緊急」2件、「重要」2件の計4件のセキュリティ情報が公開されている。9日に、「4月のセキュリティ情報」として置き換わる予定。Officeの脆弱性については、3月25日に緊急公開されたMicrosoft Wordの脆弱性にも対処される見込み。

緊急の2件は、Web Apps含むOfficeおよびWindows OS、Internet Explorer(IE)に影響し、リモートでコードが実行される恐れがあるもの。重要の2件もリモートでのコード実行に関する脆弱性で、Windows OSおよびOfficeに影響する。

なお、Windows XP/Office 2003のサポートは今回で最後となり、以降は脆弱性が発見されても修正はなされない。9日には月例パッチ恒例の技術詳細説明会「サイバーセキュリティ説明会」に合わせ、Windows XP/ Office 2003サポート終了に関する説明会も行われる予定だ。

2014年4月のセキュリティ情報 事前通知の概要