米Microsoftは2日(現地時間)、米サンフランシスコで開催中の開発者向けイベント「Build 2014」で、Windows 8.1のスタートメニューを改善し、アプリケーションを探し出して起動可能にする予定があることを明らかにした。ただし、4月8日(同)から公開する「Windows 8.1 Update」にこの機能は含まれない。

Terry Myerson氏が公開した将来のWindows 8.1 スタートメニュー。Windows 7以前のスタートメニューとWindows 8/8.1のスタート画面をミックスさせたような感じだ

同社のOS部門担当 上級副社長 Terry Myerson氏は基調講演において、Windows 8.1のデスクトップ環境に関する二つの重要なデモを行った。一つはメトロ環境用のWindows ストアアプリがデスクトップ環境で動くというもの、そして、もう一つがWindows 8.1のスタートメニューからアプリケーションを起動可能にするものだ。ともに次世代のWindowsを待たずに、すべてのWindows 8.1ユーザーに対して追加機能として将来提供する。

将来のWindows 8.1 スタートメニューでは、ドラッグ&ドロップでライブタイルを追加するなどのカスタマイズが可能なようだ