ライフネット生命保険はこのたび、主力商品である定期死亡保険「かぞくへの保険」の保険料の引き下げを含めた商品改定および、終身医療保険の新商品「新じぶんへの保険」「新じぶんへの保険レディース」を5月2日に発売すると発表した。

ライフネット生命は「子育て世代の保険料を半分にして、安心して赤ちゃんを産み育ててほしい」との思いで2008年5月に創業された、ネット生保のリーディングカンパニーだという。20代から40代の子育て世代からの支持を受けており、この年齢層が契約者の約9割を占めているという。

4月1日より消費税が5%から8%に引き上げられたことによって、子育て世代の家計への負担は厳しくなることが予想される。また、消費増税に加えて、70~74歳の医療費自己負担が2割に引き上げられるように、今後、社会保障分野で負担増加や給付削減が行われることも考えられるという。このような状況に鑑み、同社は、家計の大きな割合を占める生命保険料の見直しを行い、保険料を節約する機会を提供したいとの思いから、主力商品である定期死亡保険および終身医療保険の見直しを行うとした。

見直しの具体的なポイント

  • 主力商品である定期死亡保険「かぞくへの保険」の保険料の見直しを含めた商品改定を実施。改定後は、死亡保険が最も必要とされる子育て世代をはじめ、幅広い年齢層の顧客にとって、業界最安水準という保険料となる

  • 終身医療保険について、保障内容の充実と保険料の引き下げを実現した新商品「新じぶんへの保険」を発売。新商品の保険料は、旧商品とほぼ同一条件で比較した場合、平均24%の引き下げ

  • 家族を支える女性が病気になった際のベビーシッター代など家計負担増に対応すべく、給付を手厚くした女性専用商品「新じぶんへの保険レディース」も合わせて発売

  • 「新じぶんへの保険」および「新じぶんへの保険レディース」は、基本的な入院・手術の保障に加え、先進医療保障を付加するとともに、「入院給付金日額の100倍」のがん治療給付金を、がんと診断された初年度だけでなく、2年目以降も治療を受けたときは年1回、最大5回まで同額を支払うコースも用意。これによって、変化するがん治療への備えとしても十分となると考えているという

  • 同社では、「情報開示を徹底することが、お客さまに信頼いただくサービス提供の基本である」という考えにもとづき、保険料のうち生命保険会社の運営経費にあたる付加保険料を開示。このたび発売する各商品についても、付加保険料を開示

同社のビジネスモデルは営業職員を持たず、インターネットを通じて顧客自身の手によって契約手続きを行ってもらうことから保険料を節約できるというもの。ライフネット生命に契約したことで保険料が削減できたと回答した契約者の平均削減額は、1ヶ月平均9014円、年間10万8168円相当となっている。

このたびの改定と新商品発売によって、より多くの顧客に保険を見直し、保険料の節約をする機会を提供できると考えているとしている。