ソフトバンクは4月1日、音声定額とパケット定額をパックにした新定額パックの内容を、1月の発表から一部変更して提供すると発表した。同時に、これまで公開されていなかった同料金プランを「スマ放題」と決定したことを明かした。予定通り、4月21日より提供を開始する。

1月の発表では、定額対象となる1カ月あたりの通話が3分×50回だったSパックが、5分×50回に。M・Lパックでは、5分×1000回まで定額だったものが、10分×1000回へと増加した。

それぞれ定額対象となる通話回数を超えたあとの通話料金が30秒30円と案内されていたが、30秒20円(それぞれ税別)に値下がりする。ほかにも、新たにソフトバンク携帯電話宛の国内音声通話が1時0分~21時00分の間無料で提供される。

なお、スマ放題を契約する場合、専用基本料金と月額300円のS!ベーシックパックへの加入が必要。また、携帯各社が課している通信品質とネットワーク利用の公平性確保のための通信速度制限が、同パックに対しても課せられる。S、Mパックについては直近3日間のパケット通信料が約1GBを超えると、Lパックでは約2GBを超えると速度制限となる。

スマ放題プラン

専用基本料金

また、ソフトバンクでは「スマ放題」の開始を記念として、MパックとLパックの月額料金が6カ月間1000円引きとなる「スマ放題スタートキャンペーン」を実施する。7カ月目以降は、通常価格で提供される。