女優で歌手の剛力彩芽が、ヒュー・ジャックマン主演『X-MEN:フューチャー&パスト』(5月30日公開)の日本語吹き替え版で、女優のジェニファー・ローレンス演じるミスティークの声優を務めることがこのほど、明らかになった。

ミスティークを演じるジェニファー・ローレンス(右)と、日本語吹き替え版でミスティークの声を務める剛力彩芽(左)

全世界で2300億円以上の興行成績を上げている『X-MEN』シリーズの最新作『X-MEN:フューチャー&パスト』は、未来と過去の2つの時代を舞台に、『X-MEN』のオールスターチームが史上最強の敵に挑むシリーズ集大成。

剛力が声を担当するミスティークは、変化自在の青い肌と、あらゆる人間に姿を変える能力を持つ美女。アクロバティックなアクションを繰り広げ、苦悩と繊細な面を持ち合わせ、本作では地球滅亡の鍵を握る重要なキャラクターとして描かれている。剛力のキャスティングは、ジェニファー・ローレンス同様に、多彩な役柄に挑んでおり、年齢も同世代ということで抜擢。ブライアン・シンガー監督も、剛力の声を聞き、バイオグラフィーを確認して、快諾したという。

剛力は「大人気シリーズ『X-MEN』シリーズに参加できてとても光栄ですし、うれしく思います。その反面、とてもプレッシャーを感じますし緊張します」と喜びと緊張を表し、「役柄的にも謎めいたキャラクターを表現するのは難しいと思いますが、少しでも思い描くミスティークに近づけられたらと思います! 頑張ります!!」と、本作にかける思いを伝えた。

ジェニファー・ローレンスの役ということについては、「若くしてアカデミー賞主演女優賞を受賞されるなど、今ハリウッドで注目されている若手女優と言われている方の吹き替えをやらせてもらえることを、不安もありますがとてもうれしく思います。年齢も近いので彼女の魅力をたくさん勉強、吸収しながら頑張れたら思っています」とコメント。また、主演のヒュー・ジャックマンを「本当に多才な方」と尊敬し、「どの作品もいつも楽しませてもらっています。今回アフレコも楽しみながらやりたいと思います」と共演への期待を示した。

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