東京都港区の東京タワーで、自閉症やLGBTなど、生きづらさを感じている人たちも、誰もが自由に自分らしく生きられる社会を目指すイベント「Warm Blue Day 2014」が行われる。開催日時は4月2日、17時から。

東京タワーのライトアップの様子

4月2日は世界中のランドマークがブルーに

同イベントは、国連総会で決議された世界自閉症啓発デーである4月2日に、東京タワーで行われるブルーライトアップ点灯式(厚生労働省等主催)と連動して行われるもの。"人それぞれのちがいを楽しむこと"をコンセプトに、さまざまなイベントを開催する。

東京タワーのステージでは、"ファーストレディー"である安倍昭恵夫人がオーティズム(自閉症)への理解を呼びかけるため登壇。さらに今年は、ハローキティ40周年アニバーサリーイベント「HUGして"ぎゅっ"」の一環として、ブルーの衣装を身にまとったハローキティが、自閉症当事者達とハグを行うほか、登壇者、自閉症当事者、LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)、在日外国人などによる「キャンドル・リレー」を実施する。

また、バリアフリー・ロック・バンド「サルサガムテープ」に「Get in touch」の東ちづる氏や、宮本亜門氏などが参加して「まぜこぜライブ」を実施。石井竜也氏などによる、一夜限りのスペシャルセッション「Warm Blue Session」も開催する。

そのほか、珍しいブルーの名車やバイク、自転車のパレード&展示に加え、国内トップフォーミュラの「スーパーフォーミュラ」の車両展示&試乗なども行われるという。当日の様子は、ユーストリームでも配信される。

なお、4月2日は東京タワーをはじめ、世界のランドマークがブルーに染まるとのこと。

下から見上げた東京タワー