パナソニック プラズマディスプレイ(PPD)は3月27日、2014年3月末で事業活動を停止するプラズマ・ディスプレイ(PDP)の製造を手掛けてきた兵庫県尼崎市のパナソニックPDP第5工場(P5)の建物を、今後、流通加工工場として活用する計画の推進に、同工場の敷地所有者である兵庫県 企業庁、尼崎市、関西電力、P5の活用計画を有するセンターポイント・ディベロップメント(CPD)の関係各者と基本合意に至ったと発表した。

この基本合意は、P5の建物を、今後、流通加工工場として活用することで、早期に地域経済の再活性を図ることを目的としたもの。今後、PPDをはじめとする関係5者は、CPDが設立する特定目的会社(SPC)が流通加工工場として活用する計画の推進に同意し、併せてPPDがSPCに対する売却に向け、兵庫県企業庁、尼崎市、関西電力に対する必要な手続きを行うほか、用地の売却に向けた協議を行うこととなる。

なお、同工場の建物および用地の売買時期は、2014年9月末を目標として今後、調整が行われていく予定だとのことで、流通加工工場としては、複数のテナントに賃貸の形で提供され、建物内で運搬物の整理、ラベル貼り、梱包などの流通加工業務が行われるような形になるとしている。また、これにより約1000~2000人の雇用が創出されることが見込まれるとCPDでは説明している。