日本科学未来館は、5月6日まで開催の企画展「THE 世界一展~極める日本!モノづくり~」の関連イベントとして、「夢をかなえるものづくり~パラリンピックと日本の技術」を開催している。

企画展「THE 世界一展~極める日本!モノづくり~」

パラリンピック選手の姿を追った写真展

同イベントは、パラリンピック選手を支える人と技術に焦点を当てたイベント。義足の展示と写真展「夢をかなえるものづくり~パラリンピックと日本の技術」では、パラリンピック選手の姿を追い続ける写真家・越智貴雄氏の写真を大型ビジョンで紹介する。義足や車椅子を装着しながら限界に挑戦するアスリートの写真40点を見ることができる。

また、実物の義足6点も展示する。日常用、スポーツ用などの用途や、足の切断部位に合わせて作られた義足は、使う人のことを考えた細やかな技術や工夫がされているとのこと。いずれも4月7日までの公開となる。

トークイベント「ユニバーサルな社会を目指す、目と手」では、日本における義肢装具士の第一人者と、機能美を備えた義足を追求するプロダクト・デザイナー、障がい者スポーツを追い続ける写真家を招待して開催する。

世界トップレベルの記録を生み出す義足の技術を支えているものや、機能性だけでなく障がいを持つ人が身につけたくなるようなデザインなどについてのトークを実施。また、会場には義足アスリートが登場し、走るなどのパフォーマンスも行う。日時は4月6日13時~15時、参加費は無料。