4月17日スタートの女優・小泉今日子と俳優・中井貴一ダブル主演ドラマ『続・最後から二番目の恋』(フジテレビ系 毎週木曜22:00~22:54/初回15分拡大22:00~23:09)が、フランスでクランクインしたことが25日、明らかになり、あわせて小泉と中井からのコメントも寄せられた。

パリ、エッフェル塔付近にて撮影した小泉今日子(左)と中井貴一(右)

『続・最後から二番目の恋』は古都・鎌倉を舞台に"大人の青春"を描いたドラマだが、フランスのニースとパリでクランクイン。撮影には、それぞれ12年ぶり、2年ぶりの海外ロケという小泉と中井が参加し、3月8日深夜便でフランスへ出発。10日から11日にニースで、13日から14日にパリで撮影し、16日に日本に帰国した。ニースでは、ホテル屋上や路地、海岸などで、2人が相変わらず口げんかをしてしまうシーンなどを撮影。パリでは、ノートルダム寺院前、エッフェル塔前広場などで、千明がパリで買い物するシーンや、タイトルバックなどを撮影した。

フランスで撮影した海外ロケ部分は、4月17日放送の第1話の本編内、そして全話を通じて放送されるタイトルバック部分で放送される。第1話では、テレビ局のドラマプロデューサー・吉野千明(小泉今日子)が、ドラマ化したい作品の原作権を得るために、作者の住むパリに向かう。また、鎌倉市役所の観光推進課課長の長倉和平(中井貴一)は、秘書課長を兼務することになり、鎌倉の姉妹都市・ニースで行われる会合に参加する鎌倉市長に同行することになる。

小泉は「お天気にも恵まれて、ニースもパリも、たくさんステキな映像を残せたと思います。でも、私たちがやっていることは、どこに行っても変わりません(笑)」とコメント。そして、現地のエキストラも参加したパリでの撮影について「世界って、すごく広いですけど、同じ目的があれば、何でも一緒にできるんだなぁと。このドラマはパリで撮影していても、いつもと変わらずなんですが(笑)、その変わらないことに、現地の方々が巻き込まれている状況がおかしかったですね」と振り返った。

中井は『まだ恋は始まらない』(フジテレビ系1995年10月ドラマ)で初共演した、同世代の小泉との『最後から二番目の恋』での再共演について「すごくうれしかった」とあらためて喜びを示し、「そういう経緯もあり、チカチカと輝くエッフェル塔が見えた時に、その横には小泉くんがいて、『小泉くん、見ろ、エッフェル塔だよ』(笑)と」とパリでのエピソードを明かし、「これまで小泉くんと共に芸能界で戦ってきて、2人で一緒に1時間に1回、数分間しかないチカチカ輝くエッフェル塔を見られるなんて…、本当に幸せでした」と感慨深げに語った。

また小泉は、今回の海外ロケの一番の思い出に「ニースの玉砂利の海岸での撮影」を挙げ、「どう歩いても、ツボにハマって、足が痛くて、痛くて(笑)。あざとい演技をしているわけでは決してなく、本当に痛かったんです(笑)」と説明。「"あの演技、やりすぎじゃない"と思われたくないですね(笑)。何なら、"この2人の演技は、わざとではありません"とテロップを入れておいてほしいくらいです(笑)」と強調した。中井も「"おいおい、やりすぎだろ"と思われるかもしれませんが、マジです(笑)。本当に、マジなんです(笑)。このことは、放送前にぜひ、皆さんに知っておいていただきたいです(笑)」と訴えた。

ニースの海岸にて

パリ、ノートルダム寺院をバックに