ニコン子会社である栃木ニコンは3月25日、印刷物やプリント基板、シートの外観検査などに向けた産業用レンズ「Nikon Rayfact IL 95mmF5.6N」を発表した。

同製品は、産業用レンズのエントリーモデルとして各種検査分野で活用されている「Nikon Rayfact ILシリーズ」の実績を生かしつつ、Rayfactレンズとして最大となるイメージサークル径φ90mmを実現するとともに、0.25倍から2.0倍までの広い倍率範囲をカバーするラインアップを用意したことで、一度で広範囲の撮影が可能となり、検査速度の向上を図ることができるようになるとする。

なお、価格は7万円(税別)で、2014年4月からの発売開始が予定されている。

「Nikon Rayfact IL95mmF5.6N」の外観